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引き続き積みゲー消化を続行中。

今週プレイしていたのはアンチャことアンチャーテッドの2作目「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」。

ネイト役、東地宏樹さんのボヤキがいい味をだしている。マイルドになったダイ・ハードのマクレーン刑事という感じ。ヒーローなんだけど、少し不器用みたいな役をやらせたら一品だ。

ステルスアクションを主体として、FPSの要素、謎解きなども随所にちりばめていてゲーム全体は非常に完成度が高い。海外サイトで絶賛の嵐だったのも頷ける。
メタルギアなどから素直にパクるべきところはパクり、メタルギアにはなかったぶら下がりからの発展をしている。これは元ネタをおいしく料理している点で評価できると思う。

ゲーム画面は他PS3ゲームの追随を許さない出来だろう。
PCのFPSにようやく家庭用ゲーム機が追いついたと初めて思った。Havokのエンジンを使っているらしいのでそれも納得。Half LifeやCRISISのような物理演算の進化を確実に感じさせるゲームが将来PS3から出るかもしれない、確実に垣根は取り払われてきている。

気になった点もいくつか。
・悪役の目的や動機付けがイマイチよくわからない
ストーリーはロードショーでやるような大作映画要素を狙って入れているのだろう、よくできているが、はっきり言って悪役に魅力がまったくない。どうせだったら、フリンの設定を水増しさせて暴れさせたほうがよかったかもしれない。フリン自体も中途半端な憎まれキャラになってしまったと思う。

・ぶら下がりアクションにやや難あり
ぶら下がりで行ける場所と行けない場所の区別がつきにくい場所があって死んで憶えるしかないような場所があった。この辺はHDとトレードか。一本道なのも少し残念。

・パッケージの絵はなんとかならなかったのか
なんとかならなかったのか?

最後に色々書いてしまったが、PS3を持っているならアンチャーテッドはぜひプレイしてみてほしい。プレイ後はぼやいてぼやいてぼやきまくっているはずだから。